正しい”反復練習”とは

船橋ギター教室でアコースティックギターとエレキギターを担当している講師の加藤直紀です。

以前のブログで「上達にはゴールイメージが欠かせない」ということをお話ししました。

ゴールのイメージができたら、次に行うのは「分析」です。自分とゴールの違いは何なのか・どうしたらゴールに近づけるのかを考えます。ここで大事なのが考えたことをとにかく試してみること。何事もやってみないと分かりません。

そしてこれでよいというやり方を見つけたら、とにかく「反復練習」をします。この反復練習が、脳の神経伝達を早くすることにつながるのです。反復をすればするほど脳の命令を伝えるトンネルが太くなることをイメージすると分かりやすいかも知れません。この反復練習には注意すべきポイントがいくつかあります。

Point1:命令を明確にすること

脳からの命令が明確でなければ身体は正しく動いてくれません。つまり、自分自身が演奏するときに手にどう動かしたいかを明確に把握していなければならないのです。

  • ギターを弾く時を例にすると
  • この音は何弦の何フレットをどの指で押さえるのか
  • ピッキングはアップかダウンか
  • その次の音に向けてどう動くのか

などを完全に自分で理解していないと伝達はうまくいきません。後述しますが、ここの理解が甘いことは上達を妨げる理由の一つにもなります。

Point2:同じことを繰り返すこと

反復練習なんだから同じことを繰り返すのが当たり前だろうと思われるかも知れません。しかし、あなたの反復練習は本当に同じことを繰り返しているでしょうか?

よく同じフレーズを練習しているにもかかわらず、1回目と2回目で違う指を使っていたり、ピッキングの順番が違っていたりする人がいます。これでは反復練習とは呼びません。

たとえば走り高跳びの練習をするときは、踏切の足はかならず左右どちらかに決めます。左右を決めずに練習する人っていませんよね?ギターの練習も同じです。一つの事をひたすら繰り返している人と、毎回違うことをやっている人のどちらが早く上達するか。そんなことは誰でも理解できると思います。

Point3:自分が間違った練習をしていないか監視せよ

本人は反復のつもりが1回目と2回目で弾き方が違う、という練習をしている人は、Point1で述べた”命令”が明確になっていないケースが非常に多い。そんな練習を繰り返していると、間違った弾き方を何度も反復し、おかしな弾き方、間違った弾き方が上手になってしまうのです。

これが俗に言う「変な癖がついた」という状態です。間違いに気づいた時には、脳から身体への命令伝達のトンネル太くなっているので、これを正しいものに置き換えるのは容易ではありません。

こんな状態に陥らないように、自分が「間違った練習をしていないか監視する」つもりで、注意深く日々の練習に取り組まねばなりません。特に初心者であればあるほど、監視の目を光らせる必要があるでしょう。

そんな監視については、上手な人にチェックしてもらうというのがいちばん手っ取り早いです。これもきちんとレッスンを受ける大事なポイント。生徒募集はいつでも受け付けておりますので、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください!

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